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8合目あたりまでくると

疲労と空気が薄いためか、道行く人々に
 
人間の本質を垣間見る事ができる。
 
例えるのならキレっぱなしの3人家族。
 
おそろいの登山服で仲慎ましく登ってきたと思いきや、
 
山小屋で酸素ボンベを買うかどうかで揉めに揉めており
 
いつ、ついカッとなって突き落とされてしまうのか
 
ハラハラしながら傍観していた。
 
家族愛を挙げるのならば、
 
屈強な父とまだ小学生くらいの親子。
 
もう歩けなくて、ぐつついている子を
 
父が容赦なくずるずると引きずりながら、
 
休憩している私の前を過ぎた。
 
8合目は下界の常識は通用しないらしい。
 
薄い空気の中、遠ざかる子の嗚咽が
 
突き落とされた父の悲鳴に変わらぬことを
 
ただただ願いながら清聴していた。
 
ここまでくると人が歩くペースは
 
そう変わらないので同じ人に追いついたり
 
追い越されたりが繰り返される。
 
休憩して先に行かしても、
 
その人も道端で休憩していたりして、
 
目が合うと暫し気まずい雰囲気が漂う。
 
具体的に言うのならば
 
左に写る黄色いおじさんがそれにあたる。

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旅別     旅別 富士登山2005 

地域別     地域別 山梨県 

カメラ別     カメラ別 PENTAX OPTIO X 

時別     時別 2005年 07月 17日 (日曜日)